予防接種・健診案内

乳児健診

■乳児健診
【実施日時】
毎週木曜PM3:00~3:30
※実施日の2週間前より代表電話(045-845-6622)又は窓口へお申し込み下さい。

予防接種

小児肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、四種混合(DPT+ポリオ)ワクチン、BCG、MRワクチン、水痘ワクチン、日本脳炎ワクチン、子宮頸がんワクチン、二種混合(DT)ワクチン、等の、定期接種ワクチン、および、ロタウィルスワクチン、B型肝炎ワクチン、おたふく風邪ワクチン、インフルエンザワクチン、等の、任意接種ワクチンを行っております。


BCGは火曜日金曜日の予防接種専用時間でのみ接種を行っております。

A.定期接種ワクチン

公費(無料:予診票を兼ねた無料券が必要)に依り接種できるもの

1.小児肺炎球菌ワクチン-不活化ワクチン
【効果】
肺炎球菌の中で発生頻度の高い13種類を予防できます。

【接種時期】
生後2カ月になったらなるべく早めに接種開始してください。
月齢が低い時期の感染ほど病気が重くなります。
生後2カ月~7カ月未満で開始
4週~8週の間隔で3回。1歳過ぎに追加接種。
計4回接種

2.ヒブワクチン-不活化ワクチン
【効果】
ヒブとはヘモフィリスインフルエンザb菌の略称です。
ヒブ菌に依る骨髄膜炎、菌血症、急性喉頭蓋炎、等の重症な病気を予防できます。
特に5歳未満の乳幼児は重症化しやすく、細菌性髄膜炎では、その5%が死亡し、20%に脳の後遺症を残すと言われています。その予防となります。

【接種時期】
生後2カ月になったらなるべく早い時期に接種を開始してください。
月例が低いほど病気が重くなります。
生後2カ月~7カ月未満で開始
4週~8週の間隔で3回。約1年後に追加接種1回。
計4回接種

3.B型肝炎ワクチンの定期接種化(無料接種)について
【開始時期】
平成28年10月1日から

【対象年齢】
平成28年4月1日生まれから

【対象期間】
0歳(1歳未満・1歳の誕生日前日まで)

【接種回数】
3回

【接種方法】
1回目は生後2ヵ月より。
2回目はその1ヵ月後。
3回目は1回目より5ヵ月後

4.四種混合(DPT+IPVワクチン)-不活化ワクチン
【効果】
ジフテリア、百日咳、破傷風、の三種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたもの。上記の4つの病気に対する予防効果がある。特に百日咳は近年年長児、成人で増加傾向にあり、乳幼児に感染すると重症化する危険が大きい。破傷風、ポリオは万が一発症すると有効な治療法はなく、ワクチンに依る予防が欠かせない。

【接種時期】
生後3ヵ月を過ぎたらなるべく早い時期に接種を開始してください。
約4週間の間隔で3回接種。約1年後に追加接種1回。
計4回接種

5.BCG-生ワクチン
【効果】
結核の予防。
特に乳幼児の結核性髄膜炎や粟粒結核の発症予防に有効性があります。
成人の肺結核に対する予防効果は50%と報告されています。

【接種時期】
生後3カ月~1歳未満までに1回接種(推奨は5カ月~8カ月)

【当院で接種希望の方は】
2週間前より火曜日金曜日予防接種専用時間帯への電話予約をお願いします。
(045-845-6622)

6.MRワクチン-生ワクチン
【効果】
麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)の予防
近年、年長児、成人の麻疹、風疹が増加傾向にあります。
麻疹は聞きなれた病気ですが、発症すると肺炎や脳炎を起こす大変重い病気です。
風疹は妊婦に感染すると胎児に奇形を起こす先天性風疹症候群を引き起こす原因となります。
それらの予防になります。

【接種時期】
満1歳を過ぎたら早めに1回接種。
幼稚園年長の4月1日~3月31日の間に2回目接種。
計2回接種

7.水痘ワクチン(水ぼうそう)-生ワクチン
【効果】
水痘、および、帯状疱疹の予防
水痘は発熱と共に全身に水庖性の発疹ができます。
回復後も長く体内(知覚神経節)に溜まり、免疫機能が低下すると再び帯状疱疹となって現れ神経痛、等、に長く苦しむ事もあります。重症脳炎や肺炎の合併症もしばしば見られます。

【接種時期】
1歳~3歳の誕生日の前日までに6カ月から12カ月の間隔で(できるだけ3カ月以上は空けて)2回目を接種。
計2回

8.日本脳炎ワクチン-不活化ワクチン
【効果】
日本脳炎の予防
日本脳炎ウイルスに感染した豚の体内で増殖したウイルスが蚊を媒体として人に感染します。日本脳炎ウイルスをもった蚊に刺された場合100~1000人に一人の割合で脳炎にかかります。脳炎が発症した場合は、死亡率も高く、重い脳の後遺症を残すことがあります。現在、ワクチン普及により、日本国内では、日本脳炎は減少していますが、未だ発症なしには至っておりません。

【接種時期】
第1期
3歳時に約1カ月の間隔で2回、
約1年後に追加接種1回、計3回接種

第2期
9歳~13歳未満で1回接種
(第1期の追加接種後5年を目安にするとよい。)

横浜市の方は、平成7年4月2日~平成19年4月1日の間に生まれた方を対象に救済措置として20歳未満まで公費(無料)で接種できます。

9.子宮頸癌ワクチン-不活化ワクチン
【効果】
ヒトパヒローマウィルスによる子宮頸癌の予防
子宮頸癌は20~30代の若い女性に急増しているガンです。
ヒトパヒローマウィルスは、一般女性の80%が一生に一度は感染しますがごく一部(約0.15%)の人に子宮頸癌が発症します。

【接種時期】
小学校6年生~高校1年生相当の女性が対象13歳で接種が望ましいが、上記の時期に3回は接種
1回目から1ヵ月又は2ヵ月の間隔(ワクチン種類により異る)で第2回目、1回目から6ヵ月後に3回目を接種
計3回接種

現在、接種による疼痛の副作用が問題とされており、積極的な勧奨はしていない状態。
当院でも、特にお勧めはしておりません。

10.二種混合(DT)ワクチン-不活化ワクチン
【効果】
ジフテリア、破傷風の予防
三種混合(DPT)ワクチン又は、四種混合(DPT+1PV)ワクチンに追加接種して行う。

【接種時期】
11歳~13歳未満で1回接種

B.任意接種ワクチン

有料で各自の意思により接種するワクチン。
定期接種ワクチンと同等に重要なワクチンであり、積極的な接種をお勧めします。

1.ロタウィルスワクチン-生ワクチン
【効果】
ロタウィルスはノロウィルスと共に、感染性胃腸炎の重要な原因ウィルスで特にロタウィルスは乳幼児が発症すると脱水とともに脳症を起こすこともある危険なウィルスです。

【接種時期】
生後2ヵ月~8ヵ月の間に、1ヵ月以上の間隔で3回接種する。
必ず、生後8ヵ月までには3回目を終了する必要がある。
生後8ヵ月を過ぎてから接種した場合、腸重積を発症する副作用の頻度が上昇するという報告があります。

2.B型肝炎ワクチン-不活化ワクチン
【効果】
B型肝炎の予防
B型肝炎ウィルスは、母親がキャリアの場合、出生時に母子感染(垂直感染)します。
近年は性行為や汗、唾液などの体液から感染する水平感染が問題となっています。
B型肝炎ウィルスに感染すると、肝炎を起したりウィルスが長く肝臓にすみついて慢性化して肝硬変や肝癌をおこす原因となります。

【接種時期】
一般のB型肝炎予防には、1ヵ月の間隔で2回接種し約5ヵ月後に3回目を接種する。
計3回接種

新生児は生後2ヵ月より接種を開始したい。
尚、B型肝炎ワクチンは、平成28年度(平成28年4月)より定期接種(無料にて接種できる)となる予定。対象年齢は12カ月未満となりそうです。

3.おたふくかぜワクチン-生ワクチン
【効果】
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の予防
おたふくかぜは髄膜炎、精巣炎、耳神経炎などの合併症を併発することが知られており、不妊症や難聴の原因となり予防が重要です。

【接種時期】
1歳過ぎに1回。
5-6歳の時に追加接種1回。
計2回接種

4.インフルエンザワクチン-不活化ワクチン
<かかりつけの方、及びそのご家族を対象としております>

【効果】
インフルエンザの予防及び軽症化

平成29年秋からの接種について
平成29年10月2日より開始します。

【対象年令】
生後6ヵ月以上

【接種回数】
生後6ヵ月より13歳未満
(1回目接種より2週~4週間隔で2回目接種)
13歳以上 1回

C.その他

1.大人のMRワクチン
【対象】
19歳以上の横浜市民
将来妊娠を考えている女性とそのパートナー
横浜市の補助有 自己負担3,300円(税込)